スウェーデンのストックホルムへ行ってきました。
ずっと憧れていた北欧、こんな機会に恵まれて行けるなんて、という、一生忘れられない旅になりました。
今回行ったのは、夫の仕事関係のお祝い事で。
というのは、隠している訳でも何でもないのですが、夫は天文学者です。
彼が以前参加していた研究チームのリーダーのソール パールマッター氏、その他に同時に同じような研究をしていたもうひとつのチームのリーダー2名が今回のノーベル物理学賞を受賞され、そこで研究チームのメンバーがそのお祝いに招待されたのです。
その知らせを聞いた当初は、実は、私なんかがそんな権威のある賞のお祝い事に参加させてもらっていいの?と恐縮すぎて行くのにあまり乗り気になれませんでした。そして夫と険悪なムードに。苦笑
でもやっぱりそんな風に思っていた私が間違っていました。もちろん受賞された3名の方はもちろん、その研究に携わっていた人たちにとってもとても素晴らしく光栄なことなのです。
行くと決まってからは、どんな世界なのかな、どんな人達がいるのかな、とか、何を着ようかな、とか、空いた時間はどこに観光しに行こうかな、とかを考えながら毎日とても楽しみにしていました。
そして、6泊8日の旅へ。
ノーベル賞の授賞式は12月10日ですが、その前後の何日かはほぼ毎日ノーベル賞関連のイベントが行われており、”ノーベルウィーク”と呼ばれています。
長いような6泊8日の旅をした私たちですら全てに出席できなかったほど、その週のストックホルムではお祭りのようにいろいろなイベントが行われていました。
今回出席させて頂いたのは、チームでのお祝いのランチ、ノーベルウィークのレセプション、ノーベル賞授賞式後の晩餐会に深夜からのダンスパーティー、2チーム合同でのディナー。
夫はその他に講演、そして授賞式にも参加してきました。
今回、こういったフォーマルなパーティーに参加する、ということで、まず考えたのが娘のこと。
もちろん晩餐会などには連れていけません。
そこで、誰にベビーシッターをしてもらおうか、と私より先に夫が考えていたのが、私の母を連れて行くということ。
晩餐会には、ドレスコードのイブニングガウンか民族衣装を着て出なければなりません。母を連れて行けば自分では着られない着物が着れるし、と、母に相談して、一緒に行ってもらうことにしました。
夫と、娘と、母との4人での旅。
ノーベルウィークは夢のようでした。帰ってきてからもまだ胸がいっぱいです。
そんな旅のことを、忘れないうちに記録に残していきたいな、と思います。